昨年に続き、北本市文化センターホールでコンサートを行いました。
内容は、宮沢賢治原作の「セロ弾きのゴーシュ」と「銀河鉄道の夜」の朗読コンサート。
「セロ弾きのゴーシュ」は初めての挑戦で、チェロという楽器の素晴らしさを伝えられるように、新しく楽曲を作ったり演出を考えたりしました。
ゴーシュのチェロを弾いてくださったのは松谷壮一郎さん。東京芸術大学に通う学生さんで、まさに今、ゴーシュのようにチェロをごうごうごうごうと練習しています。この公演をするにあたりチェリストを探していたところ、朗読家の岡田健志さんから同郷である(福井県)松谷さんを紹介していただきました。
「銀河鉄道の夜」は、昨年よりも深く、けどわかりやすくその世界に入って頂くためにシナリオを書き直し、楽曲も新たに編曲し直しました。演奏は、今回は電子楽器を使わずに、アコースティックなコンサートになりました。
舞台に星球を飾っていただき、私も演奏しながら時々見上げては涙が出そうでした。また来年もここで公演できることを願っております。
〈出演〉
岡田健志(朗読)
坂本育子(朗読)
沙倉えみ(朗読)
石川寛子(ヴァイオリン)
北山淳子(ヴァイオリン)
相良おり絵(ヴァイオリン)
石沢美都(ヴァイオリン)
西村葉子(ヴィオラ)
磯多賀子(ヴィオラ)
松谷壮一郎(チェロ)
佐々木秀男(コントラバス )
阿部梓穂(パーカッション)
加賀谷玲(演出・作曲・ピアノ)
