新曲「Tears of the Moon」
新曲「Tears of the Moon」をYouTubeにアップしました。 この曲は途中で、ベートーベンのピアノソナタ「月光」を引用しました。 曲作りの初めからそうしようと思っていたわけではなく、メロディーを作っていく自然の流れで「月光」に出会ったという感じです。 ベートーベンは大好きで、ウィーンへ一人旅した時も彼が住んでいた家を巡ったり(引っ越しを80回くらいしている)、
散歩をしていたと言われる森を歩いてみたり、どこで何を考えてあのような音楽を作ったのかを知りたかったです。 「月光」第1楽章は特に好きで、ピアノの発表会でも弾いたことがあります。
先生から、この曲の魅力は左手の通奏低音ですよと教えていただいたことをよく覚えています。 ずっと好きなものは、意識をしていなくても常に心のどこかにあって、ふとしたきっかけでまた膨らんで、
その「好き」やリスペクトする気持ちがこういう曲になったのだと思います。